勤務表作成システム、
看護配置マイスターの
導入事例

医療の現場から生まれた看護配置マイスターは、すでに沢山の病院でご利用いただいております。
その中から社会医療法人 善仁会 宮崎善仁会病院様の導入後インタビューをご紹介します。

INTERVIEW02導入事例インタビュー

今は自動作成された理想に近い1案を調整していくことに時間を費やしています。

社会医療法人 善仁会 宮崎善仁会病院 様統括看護部長 岩部 仁 様

まずは導入の経緯についてお伺いしたいと思います。

岩部様:看護配置マイスターを導入する前に利用していた、他社の勤務表ソフトがサービスを終了するとのことで、新しい勤務表ソフトを探してたんですね。そんな中病院で採用している電子カルテのメーカーさんから、看護配置マイスターのご紹介をいただきまして。何社か説明を聞いていく中で、看護配置マイスター導入の決め手となったのは使い勝手の良さや、帳票を出せる機能が備わっていているところでしたね。

比較する中で使い勝手が良いとお話しいただきましたが、特によかった点はありますでしょうか?

自動作成された勤務表に一番しっくりきたというか。どのメーカーも完全な勤務表の自動作成が難しい中で、今まで作成していた勤務表と差をそんなに感じなかったです。

後は先ほどもお伝えしましたが、
帳票類が全部連動するところですかね。
今まで様式9を作成するのに苦労していましたが、看護配置マイスターは「イベント機能」で登録した委員会であったり、「応援機能」が自動で様式9に反映されるので、監査のたびにビクビクしなくて良くなりました。

岩部 仁様

委員会や応援の連動性というのは、比較された他社様のソフトはそこまでなかったということでしょうか?

岩部様:そうですね。

自動作成機能で具体的にこの部分が違ったなといったことはありますでしょうか?

岩部様:そうですね。自動作成のスピードですね。メーカーによってはずいぶん待たされてしまうこともあって。そこのレスポンスは良かったかなぁ。

なるほど。条件付けなどはいかがしょうか?

岩部様:どのメーカーも慣れは必要だと思うんですが、看護配置マイスターはやりやすいなと思います。あと、サポートに連絡すると丁寧に教えてくださるので、助かっています。

ありがとうございます。
日ごろ自動作成を使ってみていかがでしょうか?

岩部様:どうしても完全に自動作成だけで勤務表を作り上げるというのは難しいかなと。ただ、ひな形というか最初の案を自動作成し、調整していくことで作成できるのは時間短縮にはなっています

勤務表の自動作成は以前と比べていかがでしょうか?

岩部様:以前利用していた勤務表ソフトの自動作成機能は使いづらくて、どちらかというと手入力で作り上げるという感じでした。看護配置マイスターだと、自動作成された勤務表を見て「ちょっと違うかな?」と思ったら何回かまた自動作成して、その中から「これが一番近いかな」という勤務表からスタートできるので、1から表を埋めていくという作業がなくなったので、そこは作成スピードが全然違うかなと思います。

単純比較は難しいかと思うのですが、どのくらい時間を削減できましたか?半分くらいにはなりましたかね?

岩部様:そうですね。 半分近くでしょうかね。

自動作成が入ることによって、勤務表作成の作業内容は変わりましたか?

岩部様:そうですね。だいぶ変わりましたね。今は自動作成された理想に近い1案を調整していくことに時間を費やしている感じです。

手入力から自動作成へ移行することにストレスなどありましたでしょうか?

岩部様:そうですね。今までも勤務表ソフトには触れていたので、以前と比べて良くなったなという印象が強いかと思います。慣れるのに時間もかからなかったような気がします。一番最初に勤務表ソフトを導入した時は、ずいぶんと苦労した覚えがあります。自動作成を行うためには条件設定の作り込みがないと意味がないですしね。

では、ある程度最初に組ませていただいた条件設定がわりと良かったといった感じでしょうか?

岩部様:そうですね。

スタッフ様の入れ替えなどで、今まで守られていた条件が守られないといった時は、スタッフ様ご自身でメンテナンスしていただけた感じでしょうか?

岩部様:そうですね。なんとなく設定も「こうするんだっけ?」「ああするんだっけ?」なんて言いながらマニュアルを開いたりして、これでいいかなという風にやってましたね。本当にわからない時は電話して聞いたりしながら。

> 貴院様は自動作成していただいた後に調整していただける様子でしたので、上手くメンテナンスしていただけたのかなと思ってはいたのですが、今日お話を聞けて良かったです。

師長様が交代という場面もあるかと思うのですが、引継ぎはどうでしょうか?

岩部様:そうですね…。教えきれるかどうか心配ではあります。

看護配置マイスターを導入してから師長様が変わられることはなかったのでしょうか?

岩部様:そうですね。そういう場面はなかったですね。今後、師長の昇格が2名予定しているんですね。ただ、今まで勤務表ソフトに全く触れたことがないということはありませんので、分からない部分をお聞きする形で行けるかなと思っています。

> 何かありましたらいつでもサポートさせて頂きますので、お気軽にご連絡下さいませ。

勤務希望申告の評判はいかがでしょうか?

岩部様:紙に希望を書いて回収していたころに比べると、自分の好きな時間やタイミングで端末から申請可能なので、やりやすいのではないかと思います。後は「これは必ず」「これはできれば」といった希望申告の度合いも選択できますしね。

勤務希望申告の自動受付機能で、締め切り日以降は申請ができなくなると思いますが、締め切り日以降に希望が出てくるなんてこともありますか?

岩部様:はい。ただ締め切り以降は看護配置マイスターの操作はしませんから、締め切り後の希望は個別で管理者に相談という形になるんですね。今までは追加でメモが届いたりして、そのメモを回収してしまえば良いんでしょうけど、今は個人とやり取りしながら確認できるので管理者にとってはいいのではないかと思います。

紙で希望を出していると、勤務表を作成している中追加で希望があってやり直しということもあったと思うのですが、そういったことは緩和されましたでしょうか?

岩部様:そうですね。あきらめがつくというか。締め切り日が毎月決まってるので、意識するようになったかと思います。

新型コロナウイルス感染症の対応チームを設置されたと思うのですが、応援機能は便利にお使いいただけましたでしょうか?

岩部様:そうですね。最初どうしようかと思いました。急遽コロナ病床を設けることになって。コロナ病床を設立するに向けて準備をして備えていたわけではなかったので、取り急ぎ各病棟からコロナ病床で対応してくれるスタッフを集めました。もともとの勤務があるところからコロナ病床へ移すとなると、応援機能を使わないと難しかったので助かりました。

今後もコロナ病床は運用されていくのでしょうか?

岩部様:現在は落ち着いていて、病床数が0になりました。なのでいったんコロナ病棟に配置していたスタッフは全て元の病棟に戻したのですが、県から要請があって、1人でも患者様がいらっしゃればスタッフを招集して勤務表を作成します。

いつどこでそのような状況が起こるか分からないということですね。

岩部様:そうですね。もし明日コロナの入院患者様があるとなったら、応援機能を使って各病棟のスタッフを集って、夜勤や日勤といった勤務表を組み立てていくという感じですね。

サポートに関してはご満足頂けてますでしょうか?

岩部様:はい。助かっています。しょっちゅう電話しています。

> ありがとうございます。

ちなみにサポートサイトに動画説明を記載しているのですが、そちらはご利用いただけていますでしょうか?

岩部様:本来ならそのサイトを確認してからお尋ねするのが筋なんでしょうが、先に電話しています。

> いえいえ!電話していただけるなら問題ございません。今後日々参照いただけるようなQ&A 的なものを拡張していければと思っています。

連携はいかがでしょうか?問題なくお使い頂けておりますでしょうか?

岩部様:連携したいソフトを全て同じメーカーに統一すると、スムーズに連携ができるんだろうなと正直思いました。電子カルテと勤怠管理、看護配置マイスターとバラバラのメーカーになりますので、どこかで連携が上手くいったと思えば、こっちでは連携がうまくいかないなんてことがよくあって、度々問い合わせをしていました。ただ、看護配置マイスターからの連携は、都度相談しながらご対応頂いているので特に問題はないと思っています。

最後のご質問となりますが、看護配置マイスターは他病院様におすすめしていただけるシステムでしょうか?

岩部様:今までに数社の勤務表ソフトを操作してみているのですが、その中で1 番使いやすいかなと思いますし、いろいろなソフトが出ているかと思いますが、大丈夫ですよとおすすめできるかな。「自動作成で完璧な勤務表が出来上がらないとダメ」と言われてしまったら、「それはできませんよ」とお伝えしますけどね。ただそういうソフトはないんじゃないかなと思うんですけど。

> おっしゃる通りです。やはりイレギュラーというのもありますし、何でもかんでも条件で入れてしまうとかえってメンテナンス性が落ちてしまうので、ベースを作るという部分に徹してお使い頂けると費用対効果がいいかなと思ってます。
他のシステムを使っても変わらないところですね。それをどれだけ上手くやれるかという部分で評価いただければ良いなと思っております。

安心いたしました。
本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

インタビュアー 株式会社マトリクス 代表 小林 孝弘

社会医療法人 善仁会
宮崎善仁会病院様

宮崎県の地域災害拠点病院。
公益性の高い病院として平成29年1月に宮崎県から認可。
市民の森病院と宮崎善仁会病院を合併し、令和3年4月1日に新たに宮崎善仁会病院としてスタート。
認可病床数/一般病床199床
〒880-0834 宮崎県宮崎市新別府町江口950番地1

https://www.m-zenjin.or.jp